見た目と裏腹…EXIT「コンプライアンスゴリ守り芸人」自称
チャラ男芸人のEXITにとって、昨年は怒涛の一年だった。一昨年に初めてテレビに出て以来、人気がどんどん増して一大ブームに発展していった。
服装やしゃべり方はチャラいのに、介護とベビーシッターを経験していて実は真面目というギャップもウケる要因になっていた。
昨年末にはパシフィコ横浜国立大ホールで単独ライブを行い、5000人を動員した。これは芸人の単独ライブとしては破格の規模である。闇営業問題でお笑い界と吉本興業が揺れている中で、吉本所属のEXITはそれをものともしない大活躍を見せていた。
ただ、そんな彼らにも一度だけ危機が訪れた。「週刊文春」で兼近大樹(28)の犯罪歴が明かされたのだ。過去に女子高生の売春あっせんの容疑で逮捕されて罰金刑を受けたことと、現金1000万円が入った金庫を盗んだ疑いで逮捕されたことが報じられた。この報道を受けて、いくつかのイベントやテレビ出演の予定がキャンセルになった。
記事の中で兼近は、犯罪歴が明るみに出たことについて「正直うれしかった」と語っていた。いずれ明らかになることなので自分から言いたいと思っていたのだが、所属事務所から口止めされていたため、公にすることができなかったのだという。