ラサール石井 東憤西笑
-
引っ越して半年で実感…鎌倉のえもいわれぬ空気は“市民の努力”が支えている
鎌倉に引っ越してきて半年が経った。まあ毎日芝居の稽古や本番で都内に通っていてじっくり鎌倉を散策する余裕もないが、それでも鎌倉の良さ、醍醐味、欠点なども見えてきた。 まず海風が山に当たって下り…
-
ツイッターのアンチ投稿に思う…嫌なら見なくていいのに
今年は1月3日に新年早々Twitterを乗っ取られ、13万人いたフォロワーが一気にゼロになるという縁起の悪いスタートだったが、気付いたらもう11月。もうすぐ一年が終わろうとしているではないか。 …
-
政権の介入を許さない 前川喜平さんのような人こそ次期NHK会長にふさわしい
現NHK会長の任期が23年1月末までだそうで、ここに来てネット上では、元文部科学事務次官の「前川喜平さんを次期NHK会長に」という署名活動が、にわかに盛り上がりはじめている。 前川氏のコラム…
-
インボイス制度に物申す! まるで農民の年貢だけは厳しく取り立てた時代とそっくり
インボイス制度がわからない。いやほんとに調べてもよくわからない。どうやらフリーランスで働く人が直接影響を受けるみたいだが、その人たちの中で一体何%の人が理解しているだろうか。 インボイスとい…
-
自ら「出して欲しい」とお願いし…誕生日を芝居の稽古場で迎える事ができる幸せ
私事で申し訳ないが、10月19日で67歳になった。家の近所の掲示板に「高齢者向けサービス、無料お茶会」という貼り紙があり、参加資格は65歳以上とあった。つまりもうとっくに、まごうことなき高齢者なので…
-
沖縄の分断を生んだのは国の基地押しつけであるという事実に変わりはない
ひろゆき氏の辺野古訪問についてツイートしていたら、@ボギーてこどんさんという方から「沖縄県民です。そこに座り込む連中のほとんどは地元住民ではなく、他所から来た連中。毎日のように道を塞ぎ大渋滞させ、地…
-
辺野古基地問題を“ネタ”扱い ひろゆき氏には人間の尊厳に対する敬意が感じられない
ひろゆき氏の沖縄辺野古での言動が問題になっている。 発端はAbemaTVのロケで行った基地反対派の座り込み現場で、3011日と書かれた看板の横で、氏が「座り込み抗議が誰もいなかったので、0日…
-
「#芸名変えろラサール石井」って言われても…いまや日本全体が気持ち悪い
いきなり自分の名前がTwitterのトレンドに上がってきていたので驚いた。 私は全然気づいていなかったのだが、津田大介さんのツイートを見ていたら、「このハッシュタグで投稿してる自称OB有志、…
-
岸田総理は静岡の被害を知らないのか? あの「赤坂自民亭」の二の舞いにならないか
多くの人々の反対をよそに国葬は執り行われた。だろう。この原稿は前日早朝に書いているので、今の段階では国葬当日の朝である。おそらくその内容にもまた賛否両論あるだろうが、それはまた今日以降語られるであろ…
-
英国と日本の国葬に彼我の差…自然と湧き上がったものと、無理やりつくられたものとの違い
毎日新聞の世論調査で、岸田内閣の支持率がついに29%と3割を下回った。他のメディアではもう少しマシだが、平均しても30%台前半でいよいよ危険水域である。原因はいっこうに究明できない統一教会問題と、円…
-
「旧統一教会」自民党の自主点検 “確信犯議員”をあぶり出さなきゃ調査した意味がない
茂木幹事長の発表した旧統一教会との関係に関する「自主点検リスト」なるものは全くゆるゆるの代物だった。当たり前だ。党としての調査でもなんでもない、単なるアンケートなのだから。これなら嘘もつければ知らん…
-
昭和コメディー「世界は笑う」に出演! 演劇人生の後半になっていい勉強になった
渋谷シアターコクーンで上演された芝居、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出「世界は笑う」が昨日、旅公演先の京都劇場で大千秋楽を迎えた。演劇にあまりお詳しくない読者に説明すると、ケラリーノ・サンドロヴ…
-
「国葬は弔問外交に意味がある」と言うが…バイデン、ジョンソン、マクロンも来ない
安倍元総理の国葬は問題山積みのまま、いくら反対しても執り行われるのだろうか。しかし、本当にやっていいのか。世界に対し、未来に対し、恥ずかしい結果になるのではないか。 狙撃事件のあった翌日、岸…
-
難問山積の中でゴルフに興じコロナ感染…岸田首相の軽率さには呆れる
今週は腹の立つことが多かった。 何よりも呆れたのは岸田総理だ。1週当たりのコロナ感染者が世界最多になり、統一教会もあり、問題山積みの中、休暇を取りゴルフに興じている姿が報道された。「お盆休み…
-
岸田改造内閣ではっきりしたこと…自民党全体が統一教会に蝕まれているのだ
岸田総理が内閣改造を行った。予定よりも1カ月も前倒しで始まったのには、統一教会との関連が閣僚の中からも相次いで報じられたことと、二之湯国家公安委員長もその一人であり、しかも引退して民間大臣になったま…
-
旧統一教会と安倍元首相銃撃問題…見ている事実を積み重ねれば、事の真相は明らかだ
今回はあえて断定的に書く。もう「もしそうなら」とか保険をかけるのは面倒なのだ。見えている事実を積み重ねれば、事の真相は明白ではないか。 統一教会報道が続く中で、案の定それを抑制する動きが出て…
-
国民の反対が半数を超えても安倍元総理の「国葬」を強行するのか
安倍元総理の国葬に対して賛否を問うアンケートで反対意見が50%を超えた。少なくとも国民全員が両手を挙げて賛成しているわけではないということがはっきりとした状況で、それでも政府は国葬を強行するのか。 …
-
統一教会問題でテレビ局が反転攻勢 政権との「癒着」を次々と暴露
統一教会(あえて旧とは書かない)問題のテレビ報道は局や番組によって姿勢が違う。TBSはやる気である。「報道1930」「報道特集」「NEWS23」はぐっと攻勢に舵を切った。日本テレビの「バンキシャ!」…
-
川柳は庶民の声なき声 安倍晋三氏の国葬に感じたのは「まるで国王のようだ」という違和感だ
炎上している。まあ私の場合、いつもどこかくすぶり続けているので、もう慣れっこではあるのだが、今回は「え、これが?」と驚いた。火元は安倍氏の国葬に対する朝日新聞の川柳欄を紹介した私の呟きだ。 …
-
選挙中の横並び礼賛報道 まっとうな批判を曲解する安倍応援団は偏向してないか?
安倍元総理が白昼堂々、衆人環視の中で銃撃され、命を落とした。 総理経験者の突然の銃撃死は世界的ニュースだ。その日がそのニュース一色になるのは当然のことだろう。しかし、翌日、翌々日になり、事件…