統一教会問題でテレビ局が反転攻勢 政権との「癒着」を次々と暴露
統一教会(あえて旧とは書かない)問題のテレビ報道は局や番組によって姿勢が違う。TBSはやる気である。「報道1930」「報道特集」「NEWS23」はぐっと攻勢に舵を切った。日本テレビの「バンキシャ!」も攻め始めた。テレビ朝日は「政治の力」で腰砕けかと嘆いていたら「サンデーステーション」が攻めてきた。
統一教会問題では各局、統一教会の専門家、鈴木エイト氏を出してきて本気の様相。2013年の参院選。北村経夫参議院議員の初選挙の時、教会に安倍氏から直々に連絡があり、選挙協力をした。教会にとって当選は「死活問題」、などと書かれた内部文書を公開した。北村議員の祖母は北村サヨと言い、山口県田布施で生まれた「踊る宗教」の教祖であり、安倍氏の祖父、岸信介氏が巣鴨プリズンで勾留中に総理大臣になると予言したことで知られる。おそらく両家の間には3代にわたる交流があり、この選挙が安倍氏の肝いりであったことは否めない。おそらく教会側の思惑は北村氏より安倍氏に向いていたであろう。
決起集会の動画では、臨席する下村氏、杉田水脈氏の姿も。出ました。どこにでも顔を出す。さらに他の報道では細田氏の2019年の教会系の友好団体への出席、スピーチが流れ、「今日のことは安倍総理に報告する」と述べている姿までバッチリ。この人、顔が善人顔で良識派に見えるからだまされていたが、セクハラに買収、そして統一教会。バリバリの腹黒悪役キャラではないか。