声を放つ 当事者の証言
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元ロッテ投手・小川博が殺人事件 スポーツ紙記者が明かす「お山の大将で怖いもの知らずだった」
元ロッテオリオンズの投手で、2004年に殺人事件を犯し、服役中の小川博。大手スポーツ紙記者が言う。 「ロッテに入ってすぐに取材に行ったことがあったけど、ぶっきらぼうなうえに、生意気な口の利き方…
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寝屋川中1男女殺害殺人事件の山田浩二死刑囚は、自ら死刑を2度確定させた前代未聞の死刑囚
2015年8月、大阪府寝屋川市の中学1年生の男女2人が殺害された事件は、駐車場と竹林に遺棄された2人の遺体が顔面や両手を粘着テープでグルグル巻きにされているなど異常性が際立っていた。犯人の山田(現姓…
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群馬一家3人殺害 遺族女性「心が安らぐこともない。逮捕につながる情報が頼りです」
群馬県高崎市にある落ち着いた雰囲気の住宅街。平日の昼下がりということもあり、人通りはなかった。何も知らない人が歩いたら、ここで凄惨な事件が起きたことに気がつくことはないだろう。 事件が起きた…
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瀬戸内シージャック事件 射殺された犯人の意外な実像が船長の手記と機関長の証言から浮上した
1970年5月12日夕方、瀬戸内海を航行する旅客船「ぷりんす」が広島港に停泊中、ライフル銃を持つ男に乗っ取られ、乗客と乗組員44人が人質にとられた。事件がテレビ中継される中、甲板上の犯人が警察の狙撃…
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川崎少年殺人事件 現場で祈っていた女性が言った「フィリピン人の家庭は生活が苦しい家も多い」
「えっ、ウソでしょって、まったく信じられなかったんですよ。あの子はそんなことをするはずないって」 2015年、神奈川県川崎市で起きた中学1年生男子殺害事件。犯人として逮捕されたのは、18歳の少…
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2004~05年「バッキー事件」で懲役18年…暴力AVメーカートップの素顔は「感じのいい人物」
2004年から05年にかけ、AVメーカー「バッキービジュアルプランニング」の暴力的な作品に警視庁の捜査のメスが入り、同社の関係者らが女優4人に対する強姦致傷などの容疑で立件された。同社の実質的経営者…
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上九一色村の酪農家が振り返る…オウム真理教「第6サティアン」完成から強制捜査まで
1989年の坂本弁護士一家殺害事件、1994年の松本サリン事件、その翌年の地下鉄サリン事件など、昭和から平成の初頭にかけて、日本社会を騒然とさせたのが、オウム真理教だった。 そんなオウム真理…
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本庄保険金殺人事件 獄死した森田考子元受刑者の母が振り返る「あの子は最後まで八木を愛していた」
1999年ごろに大きく報道された「本庄保険金殺人事件」。主犯格とされる八木茂死刑囚(74)とともに逮捕された愛人女性3人のうち、懲役12年の刑に服していた森田考子元受刑者(享年47)は2009年にが…
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埼玉愛犬家殺人事件 元死刑囚の知人が回想「いい人だったよ。どこで変わっちゃったんだろうね」
「透明なボディーにしてやる」 埼玉愛犬家殺人事件の犯人で東京拘置所で2017年に亡くなった関根元・元死刑囚が吐いた言葉である。犬の取引を巡るトラブルなどから4人を殺害した。あくまでも立証された…
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「布川事件」の冤罪犠牲者 検事にも「君の言葉には真実の響きがない」言われて絶望した
有名な冤罪事件の一つ、「布川事件」で2011年に再審で無罪となった桜井昌司さんが昨年8月、がんのために亡くなった。享年76。亡くなる直前まで冤罪撲滅の活動に奔走した桜井さんの死は多くの人に惜しまれた…
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連続幼女誘拐殺人事件 宮崎勤元死刑囚の実家近くの住民が明かす「いつもそっぽを向いていたよ」
「あそこにカメラを持った何か変な人がいます」 集団下校をするために校庭に集まった小学生たちが、先生にそう伝える声が聞こえてきた。変な人とは私のことだ。私が不審者に間違われた場所は、今から35年…
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2005年姫路2女性バラバラ殺人事件「資産家の息子」と称した殺人犯
2005年1月に姫路市の女性ら2人が犠牲になったバラバラ殺人事件では、犯人の高柳和也死刑囚(57)が逮捕された際、警察の不手際に批判が集まった。だが、その後に裁判で明らかになった事件の実相は意外に知…
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2000年ルーシー・ブラックマン事件「事件のずっと前から何人もの白人女性を連れ込んでいた」
「このあたりにいたって話を聞いたことがあるけど、はっきりわからんなぁ」 大阪環状線・桃谷駅を降りて、在日朝鮮人が多く暮らす地区を歩いていた。小さな雑貨屋の主人は、珍しいことを聞くなというような…
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茨城・上申書殺人事件 映画『凶悪』のモデルになった「先生」は獄中で“冤罪”を訴え続けた
死刑囚の男が警察への上申書で殺人の余罪を告白した「茨城上申書殺人事件」は、山田孝之主演の映画「凶悪」のモデルになったことで有名だ。この事件の首謀者とされる「先生」と呼ばれる男は獄中で“冤罪”を訴え続…
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2007年リンゼイさん殺害事件 市橋達也受刑者に仕事を斡旋した手配師「最初からおかしいなって」
「お兄さん、遊んでって」 通りを歩く男たちに、やり手婆の声が響く。大阪を代表する一大売春街・飛田の中で、若い女たちが集まり、ひときわ人通りが多い青春通り。この中にイギリス人女性殺害事件の犯人・…
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2009~11年兵庫連続監禁殺人事件 死刑を逃れた主犯格の男は「兄弟みたいな関係でした」(上村隆死刑囚)
2009~11年に兵庫県で会社社長や元暴力団員の男性ら3人が監禁、殺害されるなどした事件は、配下の者らに犯行を指示した「主犯格」の男と、犯行を指示された「実行役」の男が共に裁判で起訴内容を否認。「主…
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2001年青森県住宅供給公社横領事件 11億円を貢がせたアニータのいま「貢いでくれた男性を選んだの」
彼女に会ったのは、もう今から13年前のことだ。 彼女というのは、何の根拠もないが、おそらく日本の水商売史上最高額を貢がせたチリ人のアニータ・アルバラードである。 彼女が渦中の人物とな…
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2014年川口・祖父母殺害事件 映画「MOTHER マザー」のモデルにもなった“毒母”の後悔
2014年3月、埼玉県川口市で70代の夫婦が孫の17歳の少年に殺害され、金品を奪われた事件は、少年に犯行を指示したとされる母親A子(当時41)の毒親ぶりに注目が集まった。直接取材でわかったその素顔と…
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2006年秋田児童連続殺害事件 商店を営む女性「彩香ちゃんの最後の晩ご飯があのカップ焼きそばだと思うとね」
「なんでぇ、あんなことになっちまったんだろうねぇ、いまだに疑問なのよ。もし面会に行ったら、どうしたんだって、聞いてみたいんだよね」 畠山鈴香受刑者が暮らしていた町営住宅から程近い場所で商店を営…
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1951年八海事件「戦後最大の冤罪事件」の真犯人に6年密着、事件記者魂を燃やした日々
1951年1月、山口県熊毛郡麻郷村字八海で60代の夫婦が殺害され、金を奪われた「八海事件」は、無実の男性4人が一時は死刑や無期懲役の判決を受けた。全員の無罪が確定するまでに7度の裁判が行われ、約18…