春風亭小朝・蝶花楼桃花 大いに語る
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(8)割れんばかりの拍手と声援の中、「初めまして。蝶花楼桃花師匠でーす!」
3月21日、鈴本演芸場夜席。落語協会の真打ち披露興行大初日で、桃花がトリを取る。彼女の熱烈なファンが大勢詰めかけ、大入り満員の盛況だった。披露口上の前に、小朝が高座に上がった。 「楽屋では桃花…
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(7)年齢をサバ読みしてAKBオーディションに応募「秋元康さんに見抜かれて不合格に」
桃花は24歳の年に、AKB48のオーディションを受けた過去がある。なんと、年齢を7つもサバを読んだとか。 「それは事実です(笑い)。秋元康さんに見抜かれて不合格になりましたが。でも2014年に…
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(6)「笑点」再出演の話があったら「喜んで。他のメンバーが病気で休養する可能性もありますから」
先月、小朝は「笑点」の大喜利に、病気療養の円楽の代役として出演した。その時のことを聞いてみよう。 「もともと大喜利が好きということもあるんですが、楽しんでましたね。笑点の場合、新しい人が加わっ…
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(5)今の髪型も、師匠に「この方がいい」と言われて通してます
近年増え続ける女流落語家の中でも、追っかけのファンがいてアイドル的人気があるのは桃花が先駆けだ。 小朝「AKB48のメンバーみたいに、付き合ってる彼氏がいるのに、『誰もいません』みたいな顔した…
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(4)桃花はAKB48より身持ちが堅いですよ。これまで彼氏も作らなかった
桃花は前座時代から忙しかったそうだ。その訳を師匠はこう語る。 小朝「ある時、2番弟子の玉の輔(五明樓)に、『ぽっぽ(前座名)はどうしてあんなに仕事があるの?』って聞いたんです。玉の輔いわく、…
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(3)小朝師匠に前座名を付けていただいた11月11日が平和記念日でして
桃花が入門したのは2006年11月。その時のことを伺った。 桃花「もともと大好きな師匠ですし、柔軟な考えをお持ちのようなので、入門するならこの師匠しかないと思いました。府中の森芸術劇場で昼夜の…
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(2)とってもいい名前を付けていただきました。師匠の本名、花岡(宏行)の花が2つも入ってます
コロナ禍は落語界にも大きな影響を与えている。真打ち披露パーティーが相次いで中止になっているのだ。 小朝「可哀想だとは思いますけど、披露パーティーって、100パーセント赤字なんですよ。たとえば、…
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(1)僕としては、大初日に初演のネタをぶつけさせることも考えてます
この春、落語協会に4人の真打ちが誕生する。そのひとりが女流の春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花である。前座の頃からアイドル的存在が注目され、15年の時を経て真打ちに昇進した。今回は、師匠の春風亭小朝にも…