大谷翔平「二刀流の血脈」父の教えと投打のスケールアップ編
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打撃は異次元のレベルへ昇華、野手専念の今季が「三冠王」の最初で最後のチャンス
手術明けのため、今年は打者に専念するしかない。手術したのは右肘だから、上半身のトレーニングには当然、制約が生じる。したがって自主トレから下半身を徹底的に鍛えた。 新たな目標は「走ること」。連…
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打者では「高め速球を克服」、投手では「魔球を習得」…際限なく進化し続けられるワケ
メジャーでは7年くらい前からゴロよりフライを打ち上げる「フライボール革命」が席巻している。 打球速度158キロ以上、打球角度26~30度で上がった打球が安打や本塁打の確率が上がるといわれ、打…
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制球とスピード、相容れない2つを両立させて球界の常識を覆した思考回路
【大谷翔平「二刀流の血脈」父の教えと投打のスケールアップ編】#2からつづく。 ◇ ◇ ◇ 苦労したのは投手としてだった。 日本ハム時代に日本人選手最速となる165キロをマ…
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「コーチの助言を忠実に実行した話は聞かない」プロ入り後も今も揺らがぬ打撃の軸
【大谷翔平「二刀流の血脈」父の教えと投打のスケールアップ編】#1からつづく。 ◇ ◇ ◇ 左右に打ち分けることと、早いカウントから打ちにいくスタンスはいまも変わらない。 …
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野手出身の父・徹さんが教えた野球の基本「6つの教え」
大谷の実家がある水沢から盛岡方面へ、国道4号を車で15分ほど北上すると、東西に胆沢川が流れている。 大谷が父・徹さんの手に引かれるようにして河川敷のグラウンドに足を運んだのは小学2年時の晩秋…