東洋医学を正しく知って不調改善
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東洋医学からみた健康の秘訣は…不調が病になることを防ぐ
東洋医学において、体の不調は気・血・水などなんらかのアンバランスの現れ。不調の改善だけでなく、不調を引き起こしているアンバランスを整え、不調が病となるのを防ぐことが重要だと考えています。 お…
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ペット用の鍼灸治療はあるのか…動物にも人間と同数のツボがある
実はペットにも人と同じようにツボ「経穴」があり、その経穴を結んだ「気」の通り道「経絡」もあります。 WHOが認めた人間のツボの数はおよそ360カ所。動物もほぼ同数あります。ただし動物は骨格や…
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鍼灸治療は健康保険が適用されるのか…満たすべき2つの条件
鍼灸治療は2つの条件を満たした場合に健康保険が適用となります。 条件の1つめは、対象となる疾病に該当すること。神経痛、リウマチ、頚肩腕症候群、五十肩、腰痛症、頚椎捻挫後遺症が、原則、健康保険…
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「座骨神経痛」に効くツボはあるのか? 代表的なものは3つ
一生涯を通じて約8割の方が経験するといわれている腰痛。街の鍼灸院、整骨院の患者さんの約半数は腰痛を訴えているとさえ言われています。 そんな腰痛の中で、腰からお尻、脚の裏側を下り、足先までの範…
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東洋医学における「冷え」「のぼせ」改善のセルフケアは?
頭寒足熱という言葉があります。辞書には「頭部が冷えて足部が温かいこと。古来、健康によい状態といわれる」(「日本国語大辞典」)などとあります。 実はこの頭寒足熱とほぼ同じ意味である「寒頭煖足」…
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喉が痛い…東洋医学における対処法はどんなものがあるのか
寒くなってきたり、空気が乾燥したりすると、喉の痛みを感じることがよくあります。このような時期に起こる喉の痛みは、「外邪」によるものがほとんど。 外邪とは病気の原因となる外的因子のことで、風邪…
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滋養強壮に効く漢方薬はある? 「補中益気湯」が代表格
代表的なものを挙げるなら、「補中益気湯」という漢方薬になります。日本でよく知られている漢方薬の一つではないでしょうか。体の真ん中に位置する脾胃(胃腸)の働きを補い、気のパワーを益す。そんな働きから、…
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「経路」や「経穴」とは何なのか? WHOでも定められている
「経絡」とは、体内の気や血、水の通り道のこと。昔、お灸を受けた人が体の縦方向に伝わる感覚から認識されたといわれています。経絡につながる点が、一般的にツボと呼ばれる「経穴」です。経絡に鍼やお灸で刺激を…
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東洋医学の「刮痧(かつさ)療法」とはどんなものなのか?
刮痧療法は、2000年以上歴史のある中国の民間療法で、現在では東洋医学における治療法のひとつとされています。さらに、美容にもいいことから最近はエステサロンでも取り入れるところが出てきています。ちなみ…
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生理前や生理中のつらい症状に効くツボはあるのか?
生理の3~10日前に生じる精神的・身体的不調を、「月経前症候群」(PMS)と呼びます。症状としては、下腹部の張り、疲労感、腰痛、頭痛、むくみ、乳房の痛み、気分の落ち込み、イライラ、だるさなど。中でも…
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薬膳の基礎知識である「五味」とは何か…酸・苦・甘・辛・鹹
10月25日付の本コラムで、「薬膳」を取り上げました。薬膳の基礎知識として、体を冷やす「寒・涼」と、体を温める「温・熱」の4つの性質で食品を分類する「四気」を紹介したのですが、もうひとつ押さえておき…
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腹痛の原因は「腹の虫」? 戦国時代の医学書にも登場
朝晩の気温が下がる季節になり、急な冷え込みや寒暖差の疲れからお腹が痛くなる方もいるかと思います。でもその痛み、もしかしたらお腹の中の「腹の虫」が原因かもしれません。 お腹の中には虫がいて、そ…
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鍼灸で生活習慣病の対策はできるのか…慢性炎症を抑制する?
「再検査です。医療機関を受診してください」 定期健診結果にこんな一文を見つけ、気を重くするミドルエージの方は少なくないでしょう。 かつて成人病といわれていた動脈硬化や糖尿病が生活習慣病…
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薬膳の基礎知識…「医食同源」「薬食同源」に基づいた食事療法
「医食同源」または「薬食同源」といった言葉をご存じの方も多いかと思います。ともに漢方医学にまつわる用語で、食べるものと薬になるものの源は同じだという意味になり、それに基づいた食事療法を「薬膳」といいま…
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東洋医学における「冷え性」とは? 未病と捉え重視されている
東洋医学では身体の「冷え」を病気になる前の状態、いわゆる未病と捉え重視しています。 健康な状態では「気」が充実し、全身を巡って温めるため、身体が冷えることは少なくなります。逆に「気」が不足す…
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肌の若々しさを保つために知っておくべきこと…美容鍼灸での施術は?
美容鍼灸サロンのお客さまといえば女性が中心でしたが、最近は、男性のお客さまも増加しています。ニキビなどの肌トラブルや、しわやたるみといったエイジングケア対策とさまざまな目的で来院されています。 …
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「経絡ストレッチ」とはなんだ? 気血の流れを改善させる
経絡とは人の体の中に存在するエネルギー(東洋医学ではそれを気血という)が通る道である。経絡ストレッチとは、名前の通り経絡をストレッチすることにより、人の体の中に存在する「気血の流れ」を改善させること…
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ノドに何かつかえている感じが…東洋医学での対策はあるのか
ノドになんらかの異常感があるものを「咽喉頭異常感症」といいます。ノドの腫瘤や炎症、逆流性食道炎などによって起こることもあり、その場合はそれぞれの原因疾患への対処が必要となります。 一方、検査…
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足の捻挫を繰り返す…東洋医学における対策法はあるのか
関節包や靱帯組織の損傷である捻挫はスポーツ中に起こる場合が多く、スポーツ障害全体の45%を足関節の捻挫が占めているという報告があります。 足関節の捻挫は大きく分けて2つ。足底を内がえしにする…
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最近、目が乾いてゴロゴロする…東洋医学における対策は?
目も夏バテすることをご存じでしょうか。一般的にドライアイと呼ばれる症状ですが、夏は普段の原因に加え、紫外線、エアコンなどによる目の負担が増大します。昨今はハンディーファンの使用によるドライアイも増え…