出会いから16年、中学の先輩と結婚、引退した紀比呂子

公開日: 更新日:

 それでも、男性は彼女の誕生日にはラベンダーや紫のバラを欠かさず贈って、良好な関係はそのまま。家同士の結婚だったという男性の夫婦生活は長続きせず、いつの間にか別居。東京に出てくる回数も増えた。

 男性はほどなく離婚。紀に「ボクやっぱりダメでした」と報告し、訪問も頻繁になった。男性は「君が一番ボクには合ってたような気がする。雪がいっぱい降るところで生活できるかな?」とプロポーズ。

 紀は「随分遠回りしたなと思いますけど、その遠回りは決してムダじゃなかった」と受け止めた。82年初め、男性は三条に対し「話があります」と結婚を切り出した。三条も「考えてみれば、一番いい人と結婚することになったわけなんですよね」と承諾して、4月20日に結納が行われた。

 結婚にあたり、「仕事をやめても続けてもどちらでもいいよ」と言われた。しかし、「芸能界に未練がないっていえばウソになりますけど、子育てをちゃんとやろうと思ったら、それどころじゃないですよ」とキッパリ引退を決めた。当初、12月に予定されていた挙式だが、妊娠が判明、9月1日に繰り上げられた。新郎は「彼女はとてもすてきですから亭主関白返上です」とのろけた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 3

    立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に

  4. 4

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上!選挙広報のコンサル会社に「報酬」か

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議