かが屋「キングオブコント」で優勝してタクシーに乗りたい
賀屋 相方と会うようになり、加賀くんの一人ネタを見たりしていたら、加賀くんが「一緒にやらないか」と誘ってきて。進路を決めなきゃいけないタイミングで出会ったのは「何かの縁かな」と思い、組む決意をしました。親に話したら、「好きなことをやりなさい。でも、教員免許は取りなさい」と言われ、中学の社会、高校の公民の教員免許を取ってから、お笑いを始めました。
■コンビニの売れ残りをもらって食べた
加賀 組むことになったら、店長がまたも気を利かせて、同じシフトにしてもらえた(笑い)。それから1年間は貧乏で、コンビニの売れ残りをもらって食べてましたね。コントの小道具で、赤ちゃんの人形とか、カツラとかお金がかかるのに、コントがスベって、そのネタを二度とやらなくなるから、部屋に小道具が増えるだけ。「一番安上がりな衣装にしよう」と決め、黒いTシャツと黒いジーンズになりました。お金がなくなりすぎたことで、新ネタができた感じ。
賀屋 大学の頃は仕送りをもらってましたし、母方の方の財産分与があったので、貧乏はしてなかった。