手越祐也に退所報道 “NEWSセンター”山下智久との明と暗
明るくやんちゃなキャラクターを前面に出し、仕事の幅を大きく広げていったのもこの頃からだった。それはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いだった。
■ソロ転身で追い詰められた山下
一方の山下は、希望した通りソロになったものの、半ば袋小路のような状態に追い込まれていく。レコード会社もワーナーに移籍したものの、思い描いた結果は残せなかった。そんな山下に追い打ちかけたのが「SMAP」の解散騒動だった。信頼する現場マネジャーが退社し、仕事は先細りする一方だった。
マスコミで山下の退所の噂が盛んに報じられるようになったのもこの頃だった。退所に前のめりの状態になる山下に対して、再三に渡って説得の場を設けたのがジャニーズ事務所だった。友人の赤西仁(35)、錦戸亮(35)らとの関係見直しを求めると同時に、自らの夢を実現するために何が必要かを徹底的に話し合ったとされている。
そして山下の口から飛び出したのが“生涯ジャニーズ”宣言だったわけだ。これで流れが一変した。