玉木宏だからハマッた?「桜の塔」2ケタ視聴率キープの謎
だから〈コミカル〉なんて感想が漏れてしまうのだろうが、15日初回の世帯視聴率は13.5%、22日も10.2%と、2ケタの合格点をキープしている(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「そこはそれ、シリアスからコメディーまでこなせる主演の玉木の魅力でしょう。確かに玉木見たさの女性視聴者の分厚い支持もありますが、玉木には、どこか荒唐無稽な設定でも妙に納得させてしまう不思議な力もありますよね」(前出のテレビ誌ライター)
言われてみれば、玉木が昨年主演した2本の連ドラ「竜の道 二つの顔の復讐者」(フジテレビ系)も、「極主夫道」(日本テレビ系)も、そんな印象だった。まあ「極主夫道」はもともとコミックが原作なのだが、玉木の存在感が視聴者の〈それはあり得ないよ〉という思いをねじ伏せていた。