「仮にジャニーズタレントの演技が良く、視聴者が作品に没入できていても、最後にジャニーズの曲が流れることで視聴者を興醒めさせてしまうこともあるでしょう。俳優としてまず評価されることを目指した方が、結果的に母体となるグループにも素直に興味を持ってもらえるでしょうし、今回のsilentの成功例は、主題歌にもジャニーズを起用することが必ずしも成功の既定路線ではないということが証明されたともいえます」(同)
今期のジャニーズドラマのほぼ9割が、ジャニーズグループによる主題歌だが、事務所とテレビ局は今一度、ブランディングとプロモーション戦略を練り直す必要があるのかもしれない。