日テレ逆張りジャニーズ戦略の是非「なにわ男子」「Aぇ! group」が24時間テレビSPサポーターに
性加害問題は完全スルー
「現在、日本の各テレビ局は、“タレントに罪はない”“所属事務所の対応を見守る”のスタンスを崩していないが、来日中の国連人権理事会の作業部会が4日に記者会見を行うと、潮目が変わる可能性はある」(スポーツ紙芸能担当記者)
告知されているジャニーズ事務所の記者会見はその後になりそうだが、国際的な非難を恐れ、まずは企業のCM採用が減っていくのではないかという。
その一方で、日本のテレビ業界のジャニーズ依存は変わらないというのは某キー局の編成担当者だ。
「フジのW杯の一件は、“外圧”に屈しただけ。今後、スポンサーの顔色をうかがいながらになるが、ジャニーズを完全に締め出すことはないと思う。日テレなどは、『24時間テレビ』しかり、7月1日に放送された『THE MUSIC DAY』では過去最多の11組のジャニタレを出演させるなど、ここぞとばかりに逆張りでジャニーズとの関係を深めているように見えます」
■ジャニタレ採用巡り、テレビ局は二極化へ
日テレ関係者によれば、「性加害問題があろうとも現状、数字(視聴率)が取れるので、ジャニーズ事務所に恩を売るためにも、社内にそうした機運があるのは確か。採用に慎重になる局とうちのような局と二極化していくのではないか」という。
今後も性加害問題などどこ吹く風で、テレビ局とジャニーズ事務所の“べったりぶり”は続いていくのだろうか。