初公判ガーシー被告“反省したフリ”作戦も不発…綾野剛「精神崩壊の寸前」だったと厳罰求める

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綾野剛は「精神崩壊の寸前に」と

 この日は、ガーシー被告を刑事告訴した俳優の綾野剛氏の告訴状が読み上げられ、<何年服役しても反省せず、それを武勇伝のように語るのであれば意味がありません。東谷が反省するよう厳しい判決を望みます。東谷の暴露でCMが打ち切りになり、自分だけでなく、関係者も精神崩壊の寸前になった>と、厳罰を求めていることも明らかになった。

 ガーシー被告は2020年以降、自身のユーチューブチャンネルの再生回数を増やして収入を得る目的で、著名人に対する誹謗中傷や暴露を繰り返し、動画配信だけで1億円の収益を上げている。

「告訴状が取り下げられていないので、示談は成立していません。示談できない限り、常習性以外に争う余地はなく、ペコペコスタイルでいくしかない。被害者が重い処罰を望んでいることも、裁判に与える影響は大きい。本人が『許さない』と言っていることから保護すべき利益が侵害されたままとなり、罪は重くなります。5つもの罪で起訴した以上、検察側も不退転の覚悟のはず。事件の社会的影響力は大きく、カルロス・ゴーンのような逃げ得は許さない、何とか実刑まで持っていくという捜査当局の威信をかけた並々ならぬ決意が伝わってきます。人をおとしめることで視聴者や再生回数を増やし、金儲けをする風潮を何とかしないといけませんから」(山口宏氏)

 再三にわたる事情聴取の要請にも応じず、今さら「反省したフリ」をしたところで、大した効果はなさそうだ。

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