ガーシー容疑者トボケ態度のままなら実刑も…弁護士は“ペコペコ戦略”へのイメチェンを勧める
まさに「してやったり」といった口ぶりだった。
警察庁の露木康浩長官は8日、滞在中のUAE(アラブ首長国連邦)から事実上、強制退去させられ、帰国した前参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)を逮捕したことについて、「国外逃亡容疑者の逃げ得を許さないというメッセージを発信できた点で特に意義があった」と述べた。
今年3月、警視庁が逮捕状を取得すると、ガーシー容疑者はネットを通じ「名誉毀損で国際手配かける国なんて、日本だけちゃう? オレ、何した? 芸能人の暴露しただけやで。それが国を揺るがすことなん?」「よっぽどオレのことつぶしたいんやろな。ホンマにおもろいわ。インターポール(ICPO)なんて、ルパン三世でしか聞いたことない」などと、当局を挑発するような発言を繰り返した。
ガーシー容疑者は再三にわたる警視庁の事情聴取の要請にも応じず、当局をおちょくるようなメッセージを度々送信。「どこが悪いんや?」と言わんばかりの態度に、当局関係者はカンカン。「何としてでもパクってやる」と息巻いていた。