カルロス・ゴーン
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日産自動車元社長・西川廣人氏に聞く ゴーン逮捕から6年…「不正の動機を彼自身が語るべき」
あれから約6年。2018年11月19日、現役の会長が逮捕されるショッキングな事件が起きた。日産自動車のカルロス・ゴーン氏はコーポレートジェット機で羽田空港に到着。東京地検特捜部は任意同行を求め、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚...
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カルロス・ゴーン氏に迫るフランス当局の"包囲網" ヒズボラとイスラエル間で高まる緊張が影響
レバノン政府がカルロス・ゴーン元日産会長(69)を見放すのも時間の問題だろう。昨年10月7日にハマスの奇襲攻撃で始まったパレスチナ・ガザでの戦争は、イスラエルの周辺諸国や地域を刺激するようになり、イスラエルは北の隣国レバノンの親イラ...
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日産自動車(上)営業利益3期ぶりに黒字化 不安視された内田社長への評価にも変化
日産自動車が復活しつつある。2021年度の営業利益が2473億円と3期ぶりに黒字に転じ、最終利益も2155億円の黒字となり、2期ぶりに復配することになった。 期初の計画では売上高が9兆1000億円で、営業利益がゼロ、最終損益...
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仏検察はゴーン被告を逮捕できるのか? レバノンと仏の関係と過去の逮捕例から検証
(現代イスラム研究センター理事長・宮田律) フランスの警察当局は、日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告を仏自動車大手ルノーから数百万ユーロ(少なくとも日本円換算で1億円以上)の資金を流用したという理由で、ゴーン被告をICPO...
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自動車部品大手「マレリ」が事業再生ADR申請へ…日産の業績悪化とEV普及で窮地に
大手自動車部品メーカーのマレリホールディングス(旧カルソニックカンセイ)が3月上旬にも、第三者機関に事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)の活用を申請する。マレリは25を超える金融機関から融資を受けており、その中には中国やシンガポー...
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カルロス・ゴーン被告、逃亡の果てに待ち受けていたレバノンでの過酷な生活
(現代イスラム研究センター理事長/宮田律) 日産自動車元会長の・カルロス・ゴーン被告(67)が英BBCのインタビューに答えた記事が、7月14日に配信された。そこには、日本での拘留が数カ月にわたり、保釈後に自宅に置かれても24時...
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日産ゴーン裁判 西川氏の不起訴でケリー被告も“無罪確実”
「犯罪の共謀に関与していない」 ゴーン事件を巡り、15日に東京地裁で開かれた初公判で、検察に全面対決の姿勢を見せたのは日産自動車元代表取締役グレッグ・ケリー被告(64)だ。ともに起訴された日産の前会長カルロス・ゴーン被告(66...
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日産への1300億円政府保証は“菅案件”か…囁かれる蜜月関係
政府系の日本政策投資銀行が、日産自動車に政府保証付きの融資を実施していた。スクープした朝日新聞(7日付朝刊)によると、融資はコロナ禍で資金繰りが悪化した企業に対する「危機対応融資」。金額は1300億円で、返済が滞った場合、8割に当た...
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豪邸が粉々…ベイルートを逃げ出したゴーン被告が向かう先
(宮田律/現代イスラム研究センター理事長) 8月4日のレバノン・ベイルート港の化学物質の大爆発で、日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告(66)の妻キャロル容疑者(偽証容疑で逮捕状)がブラジル紙に自宅が損害を受けたと翌日語ったが...
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レバノン大爆発…逃亡したゴーン被告に迫る深刻な危機
(宮田律/現代イスラム研究センター理事長) 8月4日、レバノン・ベイルートの港湾地区で発生した大爆発は、100人以上が死亡し、4000人以上が負傷した。ベイルート中の建物のガラス窓が壊れ、その振動は260キロ余り離れたキプロス...
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レバノンがゴーンを引き渡す日…経済危機とコロナで混迷
レバノンに逃亡中の日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告は、7月13日にフランス検察当局から事情聴取のため出頭を求められたが、断ったことを明らかにした。その理由は、国際手配されている中で、フランスへの渡航の往復で身の安全が保障される...
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2次補正予算の目玉 12兆円企業向け資金注入第1号は日産か
安倍政権は5月27日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた2020年度第2次補正予算案を閣議決定したが、その超目玉施策として注目されているのが、12兆円もの予算が配分された企業向け資本注入枠だ。 市場では早くも「その第1号銘柄...
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レバノン司法当局「ゴーン元会長の引き渡しはしない」
日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告が海外逃亡した事件で、レバノンの司法当局が、日本が求めているゴーン被告の身柄引き渡しに応じない方針であることが分かった。30日の日本経済新聞が報じた。 ゴーン被告は2019年12月29日、...
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開き直り? ゴーン「人質司法」批判を認めた法務省の本音
これでは「人質司法」を認めたようなものだ。保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告が長期勾留を批判し、海外メディアからも日本の司法制度を疑問視する声が出ていることを受け、21日、法務省が反論する解説をホームペー...
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ゴーンが極秘に語った「日産は2~3年以内に倒産」の現実味
不吉な予言だ。レバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告に対し、逃亡直前、極秘インタビューした元検事で弁護士の郷原信郎氏が22日、外国特派員協会で会見を行った。昨年11月から12月にかけて5回、計10時間以上ゴーン被告...
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ゴーンに国外追放&暗殺の可能性 レバノン反政府デモ拡大で
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の逃亡先レバノンで、大規模な反政府デモが続いている。首都ベイルートでは18、19日、デモ隊と治安部隊が衝突。2日間の負傷者は490人を超え、昨年10月に反政府デモが始まって以来、最悪の衝突となっ...
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ゴーンが逃亡直前「極秘インタビュー」10時間で語ったこと
保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告。保釈中、日本国内で密かに「極秘インタビュー」に応じていたことが分かった。元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士に計5回、10時間にわたって語っていた。郷原弁護士を直撃し...
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仏大統領 ゴーンの処遇めぐり安倍首相に何度も改善要請
「日本の勾留や取り調べ中の状況は満足できるものではないと思うと安倍(晋三)首相に何度も伝えた」――。 フランスのマクロン大統領が15日、新年の記者会見でこう語り、レバノンへ逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告に関して...
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ゴーン苦境…1年で資産4割も激減「131億円→76.6億円」に
保釈中に中東レバノンへ逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)の資産が1年間で4割も減ったことが分かった。米ブルームバーグ通信が11日までに伝えたもので、独自に算出している「億万長者指数」によれば、推定約1億2000万ド...
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怪気炎ゴーンの次なる一手…“逆提訴”民事裁判で勝てるのか
ほとんど独演会だったカルロス・ゴーン被告の記者会見。日本と徹底的に戦うつもりだが、この先、ゴーン被告はどう出てくるのか。 取りざたされているのがゴーン裁判の第2ラウンドだ。彼が日産に損害賠償を要求し、日本政府に国家賠償請求訴...
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森法相 ゴーン逃亡「看過できない」拳振り上げも後の祭り
カルロス・ゴーン被告の記者会見を受け、森法相は9日未明、法務省で記者会見し、「出国は犯罪行為に該当し得る。それを正当化するために、わが国の法制度について誤った事実を喧伝するのは到底看過できない」と拳を振り上げたが、当人が海外逃亡した...
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隠し玉なしの饒舌ゴーン 逃走劇&政治家の実名はダンマリ
■肩透かしだった2時間半会見 「400日以上もこの日を待ち望んでいた」――。気合に満ちた表情でこう語った割には、とんだ肩透かしだった。金融商品取引法違反の罪などで起訴され、保釈中にレバノンに逃亡した日産前会長のカルロス・ゴーン被...
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ゴーン逃亡に協力か 米国籍20代男が六本木のホテルを予約
保釈中の前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡した事件で、昨年12月29日にゴーン被告と米国籍の男性2人が合流した東京・六本木のホテルの客室を事前に予約したのは、20代の米国籍の男だった。防犯カメラなどの捜査で確認され...
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ゴーンが会見で暴露か 事件の背後にいる政府関係者の実名
日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告は8日、日本時間の午後10時に逃亡先のレバノンで記者会見する。米テレビFOXビジネスの6日の報道によると、先週末、取材に応じたゴーン被告は、逮捕は自分を追放するためのクーデターだと主張。会見では、...
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ゴーン氏の国外逃亡 供述調書至上主義と刑事司法の問題点
2020年はゴーン前日産会長による国外逃亡劇で幕を開けた。この記事が出る頃にはゴーン氏が会見をするとの報道もある。今後、ゴーン氏はさまざまなメディアを使って自身の正当性を主張するだろう。その行為を英雄視する人も一定程度はいるだろうが...
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ゴーン逃亡レバノンに231億円 安倍政権バラマキ外交効かず
今こそ、バラマキ外交の成果を問うべきだ。海外で「ハリウッドエスケープ」と称される日産前会長のカルロス・ゴーン被告の密出国劇。逃亡先のレバノン当局は、日本側への身柄引き渡しを拒否する姿勢を重ねて示している。 逃亡費用は2000...
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チーム・ゴーンは訪日20回以上 3カ月前に関空の抜け穴発見
警備の盲点を突いたプロの仕事だ。日産前会長のカルロス・ゴーン被告の逃亡計画に関与したチームが事前に20回以上訪日し、10カ所以上の空港を下見していた。米紙ウォールストリート・ジャーナルが6日、報じた。約3カ月前の下見で、関西空港に保...
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ゴーン逃亡犯から英雄へ…「レバノン大統領」誕生はあるか
待ち受けるのは天国か地獄か――。中東レバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告。8日の記者会見で改めて身の潔白を主張するとみられているが、今後の身の振り方についても注目が集まっている。ナント、政界進出がウワサされている...
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ゴーン被告は黒い音響ケースで出国 8日午後10時に会見予定
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告のレバノン逃亡の経緯が判明してきた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(3日付電子版)は、ゴーン被告が身を潜めていたとする音響機器の運搬に使う大型の黒いケースの写真を掲載。ケースはトルコの航空会...
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ゴーン逃亡劇は日本側の凡ミスの連鎖…国外脱出の内幕
会社法違反(特別背任)などの罪で起訴され、保釈中だった元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡していたという衝撃的なニュースが流れてから、1週間が経った。 これまでの報道を総合すると、ゴーン被告の逃亡は計...