つまり法廷ドラマはオールマイティーなジャンルということだろう。
ただ、ジャンルがかぶるのは仕方ないが、ここまでかぶると視聴者はどこの法廷なのか混乱してしまう。結果的にテレビ離れが加速することにならないか。
いっそのこと、各局がそれぞれ放送するよりは、例えば、石原さとみの検事と長谷川博己の弁護士が法廷で闘うなど、ライバル局のドラマを合体させるとか、コラボするとか、目先をガラッと変えてはどうか。
そうでもしないと配信系のドラマのような重厚なものは永遠に制作できない。キー局、テレビ局が多すぎるともいえる。似たり寄ったりで、淘汰される日は近いかもしれない。