「家政婦のミタゾノ」中山美穂さんシーン放送決定 亡くなって出演料は支払われる? 識者に聞いた
12月6日に亡くなった女優の中山美穂さん(享年54歳)の出演シーンについて、来年1月14日に放送が始まる「家政婦のミタゾノ」(テレビ朝日系)の公式サイトで16日、本人が出演するシーンを放送することが発表された。
同サイトによると、「第1話のメインゲストとして、中山美穂さんにご出演いただきました。撮影はすべて終了しており、役柄等詳細につきましては後日改めて解禁を予定しております」。同ドラマの撮影に本人が参加していたことはすでに報じられており、どのタイミングで登場するかなどが注目されていた。
亡くなった人が未放送の番組に出演するという収録番組ならではの事態だが、気になるのは、そうなってしまった場合の出演料だ。普通の感覚で考えれば、故人となっても支払われるだろうが、もしかして、放送日まで生きていないと支払われないなんてことがあったりするのだろうか。毎日放送でプロデューサーを務めた経験のある同志社女子大学の影山貴彦教授は「一般論になる」としながら以下のように答えた。
「まず、『支払われない』ということはないはずです。そして、中山さんのように事務所に所属していた芸能人であれば、まず所属事務所に支払われ、その先は、特段の取り決めが芸能人との間になされていなければ、遺産の相続に準じて親族の受け取り順位が決まるかと思われます」