フジテレビ記者会見「若者は興味なかった」と判明! コア視聴率「有吉ゼミ」「しゃべくり007」下回る
「その層を対象にした“コアターゲット視聴率”を見ると、フジの会見は世帯13.1%に対して3.4%でした。世帯だと他局を圧倒していますが、コアだと日本テレビの『有吉ゼミ2時間SP』が4.6%(世帯8.4%)、TBS『CDTVライブ!ライブ!』が4.2%(世帯5.6%)、『しゃべくり007』が3.6%(世帯8.1%)とフジの会見以上の数字を取っています。つまり、会見の3.4%は普段のフジの番組のコア視聴率よりは高いですが、特筆すべき数字ではありません。20代や30代の社会人を含めた若者はあまり関心を持たなかったのかも。もしくは、インターネットでの中継を見たのだと思います。今は、わざわざテレビで見なくてもいい環境が整っていますからね」(同)
■"フジテレビ黄金時代"を知らない若者たち
ライブドアによるフジテレビ買収騒動のあった2005年に生まれた子供は、今年20歳になる。同局が最後に視聴率三冠王を獲ったのは2010年であり、現在の若者は会見でたびたび言及された「フジテレビ黄金時代」を知らない。
「1980年代の『オレたちひょうきん族』や『夕やけニャンニャン』、1990年代のトレンディドラマなどを知る世代は、フジテレビに特別な感情を持っている人もいるでしょう。しかし、今の10代や20代はその時代を全く知らない。『楽しくなければテレビじゃない』と言われても、何のことかチンプンカンプンのはずです」