フジテレビ記者会見「若者は興味なかった」と判明! コア視聴率「有吉ゼミ」「しゃべくり007」下回る

公開日: 更新日:

 1月28日午前2時台まで行われたフジテレビの「やり直し会見」は、10時間半という異例の長丁場で注目を集めたものの、視聴率を改めて細かく分析すると、単に高齢者の注目度が高かっただけのようだ。

 1月27日の『緊急特報フジテレビ経営陣会見』(19時~22時)の世帯視聴率は13.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)を記録し、その数字はネット上でも大きな話題となった。『FNN Live News α』(23時40分~24時25分)の枠でも9.8%と、近年の深夜帯では異例の高視聴率を挙げた。

「今、フジのCMはACだらけですが、今後のことを考えれば、数字が高いに越したことはない。ただ、この週のゴールデン帯で、フジの2桁獲得は自社の記者会見のみです。同週の平均世帯視聴率は全日4.2%、ゴールデン帯6.0%、プライム帯5.9%で民放4位でした。そもそも、今のテレビ界で世帯視聴率を気にする人はほとんどいませんけどね。代わりに、“コア視聴率”が重視されています」(テレビ局関係者。以下同)

 テレビ局は長年、“世帯視聴率”を重視してきた。しかし、家族揃ってテレビを見る時代ではなくなっており、必ずしも世帯視聴率の高い番組が広告主にとって良いコンテンツとは言えなくなってきた。そこで、購買意欲の高い層に訴えたい広告主の意向を尊重し、最近のテレビ局は男女13歳~49歳の個人視聴率を重視している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 5

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  3. 8

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 9

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」