工藤翔子さん13年ぶり女優復帰 居酒屋女将と二足のワラジ

公開日: 更新日:

 95年、瀬々敬久監督のピンク映画「終わらないセックス」でデビューした工藤翔子さん。官能的な演技派女優としてピンク映画を支えてきた。しかし、ピンクの勢いが衰えるのに合わせたかのように、スクリーンで見なくなった。今どうしているのか。

「水商売は17年前からかな。映画だけじゃ食べられなくて、新宿屋台村におでん屋さんを開いたのが始まり。屋台村が地上げでなくなり、ここに移って『寺子屋』を始めて14年になります」

 新宿・歌舞伎町、風林会館前の狭い路地の奥まったところにある居酒屋「寺子屋」で会った工藤さん、まずはこういった。

「開店して1、2年は苦しかったですね。終電に乗り遅れた若い助監督や食えない俳優たちがウーロンハイ一杯で始発まで粘るんですよ。チャージも取ってなかったから、“ウチの店をつぶす気”と文句を言ったら、“電車が走ってないんだよ”て逆ギレされちゃって。これはマズいと思い、始発が動き始める時分からお店を開くようにして、少しずつ軌道に乗り始めました。今は午前8時に開き、午後5時ごろまでやってます。これ、ちょっとした発想の転換だと思いません? ハハハ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出