Vシネ女王だった横須賀昌美さんは金沢でスナックのママに
女性アイドルにとって化粧品会社のモデルがキャリアのスタートというのは最高のステップだろう。それを実現したのが80年、資生堂のキャンギャルに抜擢された横須賀昌美さんだ。しかし、スキャンダルに見舞われ、哀れ、転落。その後はヌード写真やVシネマが舞台になった。今どうしているのか。
横須賀さんと会ったのは金沢随一の繁華街、片町にあるスナック「百」(MOMO)。
「ワタシがママで、妹がチーママ、それとバイトの女のコとボーイさん4人で切り盛りしてるの。08年にオープンしたから、今年で7年目かな。カウンターとボックス席合わせて10人のちっちゃな店でしょ。一見さんがたくさんみえると、すぐいっぱいになっちゃう。でも、ホントはね、あと2年をメドに水商売から足を洗い、焼き肉屋をやりたいと思ってるんだけど、さあ、どうかしらね」
それというのも、地元の「能登牛」に惚れ込んでいるためだ。
「正真正銘、日本で一番おいしい。ぜひ食べてみて。この能登牛をリーズナブルな値段でみなさんにおいしく食べていただくのが、今のワタシの目標。老後の年金もアテにできないだろうし、能登牛で老後の生活基盤をガッチリというもくろみもあって、ハハハ」