【昭和と令和】水木しげるさんの「昭和史」にはなんともいえない“現在感”
水木しげるといえば妖怪漫画のエベレスト、すなわち世界最高峰の巨匠である。と同時に、「本当の戦争まんがは水木サンにしか描けません」、と御みずからおっしゃるように、戦記漫画の第一人者でもある。自身の壮絶な戦争体験にもとづいた「総員玉砕せよ!」や「敗走記」を読むと、這いずり回るような…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,309文字/全文1,449文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】