祝! ゴールデンレトリバー誕生155年…犬&飼い主が英スコットランドの聖地に大集合
古い石造りの建物前の敷地に集まった数百匹のゴールデンレトリバーとその飼い主たち。頭が良くて忠誠心が強く、温和な性格で日本でも人気のゴールデンレトリバーだが、歴史は意外に浅く、初めて交配で誕生したのは1868年だ。
写真は、7月13日、英スコットランドのグレンアフリックにある邸宅「ガイサカン・ハウス」で、同国のゴールデンレトリバー・クラブが主催した誕生155周年記念イベントのひとコマだ。
同クラブによると、米国、カナダ、ニュージーランド、日本、オーストラリア、ドイツ、オランダ、ルーマニア、チェコ、イタリア、クロアチアそれにエストニアの12カ国から犬&飼い主が集まった。
ゴールデンレトリバーを交配によって生み出したのは「ガイサカン・ハウス」に住んでいた貴族ダッドリー・マーシュバンクス伯爵(後のツウィードマウス卿)。スコットランド高地の険しい地形に適した狩猟犬を探していた同伯爵は、ツイード・ウォーター・スパニエルとウェービーコーテッド・レトリバーを交配させた結果、最初の3匹のゴールデンレトリバーが生まれたという。
1913年に英ケネルクラブによって正式に犬種として認められた。