佳子さまは「皇室を出たい」が本音? 秋篠宮さまは女性皇族問題めぐり宮内庁に異例の「苦言」

公開日: 更新日:

《該当する皇族は生身の人間なわけで、その人たちがそれによってどういう状況になるのか》

 先月30日、59歳のお誕生日を迎えられた秋篠宮さま。記者会見での異例のご発言が波紋を呼んでいる。皇族数確保を巡る与野党協議で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案についておおむね賛同が得られたとされている。だが、秋篠宮さまは、皇室システムの制度については関与されないものの、宮内庁にこう注文をつけられたのだった。

《そういう人たちを生活や仕事の面でサポートする宮内庁のしかるべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかということを理解しておく必要があるのではないか》

 これを受けて、宮内庁の西村泰彦長官は12日、定例記者会見でこう発言している。

《殿下のおっしゃったことはまさにそのとおりで、宮内庁の職員として心しておかなければいけないことだと思う。十分お話を伺う機会はなかったと反省している》

 皇族数の減少と公的活動の見直しは、皇室の喫緊の課題であったが、解決策が見い出されないまま、女性皇族の結婚後の皇室残留だけが独り歩きしようとしている。現在、未婚の女性皇族としてこれに該当する佳子さま愛子さまのお考えなどに配慮されているとは言い難い状況だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    【独自】著者グループは架空? ベストセラー「反ワク本」に捏造疑惑浮上…製薬会社が調査結果公表へ

  4. 4

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  5. 5

    維新現職国会議員からのセクハラを女性区議が告発…ヤバい体質またまた露呈で分裂に追い打ち

  1. 6

    「賑わいが戻るまで10年はかかる」北陸随一の温泉街・和倉温泉が抱えるもどかしさ…夜の街も悲鳴

  2. 7

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?

  3. 8

    「悠仁さまは東大に行かれた方が…」筑波大教授が懸念する2年前の“提携校進学制度”のいきさつ

  4. 9

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  5. 10

    マイナ保険証持たない人への「資格確認書」交付は大混乱必至…いっそ“W持ちOK”でいいんじゃないの?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  2. 2

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  3. 3

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  4. 4

    照ノ富士「後継者育成」にも迫るタイムリミット…横綱らしからぬ“醜態”で限界説いよいよ裏付け

  5. 5

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  1. 6

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  2. 7

    西武再建に“身売り”という選択肢は?《今の球団上層部は野球を知らず興味もない》悲惨な現状

  3. 8

    「家政婦のミタゾノ」中山美穂さんシーン放送決定 亡くなって出演料は支払われる? 識者に聞いた

  4. 9

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  5. 10

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”