佳子さまは「皇室を出たい」が本音? 秋篠宮さまは女性皇族問題めぐり宮内庁に異例の「苦言」
《該当する皇族は生身の人間なわけで、その人たちがそれによってどういう状況になるのか》
先月30日、59歳のお誕生日を迎えられた秋篠宮さま。記者会見での異例のご発言が波紋を呼んでいる。皇族数確保を巡る与野党協議で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案についておおむね賛同が得られたとされている。だが、秋篠宮さまは、皇室システムの制度については関与されないものの、宮内庁にこう注文をつけられたのだった。
《そういう人たちを生活や仕事の面でサポートする宮内庁のしかるべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかということを理解しておく必要があるのではないか》
これを受けて、宮内庁の西村泰彦長官は12日、定例記者会見でこう発言している。
《殿下のおっしゃったことはまさにそのとおりで、宮内庁の職員として心しておかなければいけないことだと思う。十分お話を伺う機会はなかったと反省している》
皇族数の減少と公的活動の見直しは、皇室の喫緊の課題であったが、解決策が見い出されないまま、女性皇族の結婚後の皇室残留だけが独り歩きしようとしている。現在、未婚の女性皇族としてこれに該当する佳子さまや愛子さまのお考えなどに配慮されているとは言い難い状況だ。