マネーフォワードに聞いた「インボイスが始まったらどうしたらいいですか?」

公開日: 更新日:

 いよいよ10月1日からインボイス制度がスタートする。

 ところで、このインボイス制度って何なの? 企業や個人事業主向けに会計や人事労務のサービスを提供しているマネーフォワードの担当者に聞いてみた。

「新しい『仕入税額控除』の方式になります。制度施行後に『仕入税額控除』を受けるには、取引先から『適格請求書(インボイス)』を受け取る必要が生じます。インボイスを発行できるのは、①課税事業者であること②申請し『登録番号』を割り当てられていることが条件の適格請求書発行事業者のみです。そのため、適格請求書発行事業者でない事業者から発行される請求書は、経過措置の期間を過ぎると仕入税額控除の対象にならず、受領側の納める消費税額は従来よりも増加します」

 何とも複雑だが、マネーフォワードでは、この課題を解決するためのクラウドサービスを提供している。このサービスを使うと、経理担当者が受け取った請求書や取引先が仕入税額控除の対象かどうかの確認、請求書の保管(紙での保管では相当な負担になる)が可能になる。中小事業者向けには月々2980円~と低価格で、中堅や大企業向けには各社の要件に合わせた料金設定で提供しているそうだ。 

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」