愛子さま卒業で学習院は皇族ゼロに「将来の天皇」悠仁さまの進路で秋篠宮家の教育方針の真価が問われる

公開日: 更新日:

■根強い東大への推薦入学

「秋篠宮家ご夫妻は出身校である学習院を遠ざけた理由はさまざまに語られていますが、これまでの慣習にとらわれない教育を受けさせたいという意向があってのことと聞いています。もし眞子さんが学習院に進学されていたら、今の米国での結婚生活はなかったはずなので、ご本人からすると結果オーライということになるでしょう。しかし、小室圭さんとの婚約後に結婚が延期になってしまった事態で、世間が皇室を見る目を変えてしまったのは否定できません。宮内庁としては今後、同じような事態が悠仁さまの大学進学で起こるのは是が非でも避けたいところでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 都内有数の進学校である筑付に通われる悠仁さまの進学先として、東京大学が有力視される理由としてあげられるのが、昨年11月に発表された“トンボの論文”。幼少のころからトンボの生態に興味を持たれ、研究してきた悠仁さまは、筆頭研究者として「赤坂御用地のトンボ相」という論文が国立科学博物館の学術出版物に掲載された。

「16年から始まった東大の学校推薦型選抜の際に、トンボの論文が有利になるといわれています。ただ、愛子さまも学習院でご自身の興味を探求され、卒業後は大学院への進学や留学をせずに、日本赤十字社での勤務を自ら希望されるなど、立派に成長されています。悠仁さまにとってご自身の研究に東大がベストな選択であれば、もちろん喜ばしいことではありますが、その一方で、将来の天皇が一般社会のように過度に学歴にこだわる必要があるのかという声が聞かれるのも無理はないかと思われます」(前出・皇室ジャーナリスト)

 独自の教育方針を貫かれる秋篠宮ご夫妻。悠仁さまはどんな成長した姿を見せられるのか。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方