愛子さま“女性皇族の慣習”ティアラ新調をストップされた思い…「国民とともに」を実践
天皇皇后両陛下の長女、愛子さまが11日に行われる「講書始の儀」に初めて出席される。講書始の儀は、天皇陛下が皇族方と学問の第一人者から講義を受けられる新春恒例の宮中行事で、今年は日本語学や刑事訴訟法学、物理化学の専門家から講義を受けることになっている。
現在、学習院大学4年生の愛子さまは、成年皇族として3回目の新年を迎えられたが、これまでは学業優先のため、祝賀の儀以外の新年の宮中行事への出席は見送られていた。
1日、皇居・宮殿「松の間」で行われた新年祝賀の儀で、雅子さまをはじめ女性皇族が、コロナ禍で控えられていたティアラを4年ぶりに着用されたが、中でも注目されたのが、愛子さまが叔母の黒田清子さんから借用したティアラを身につけられていたことだ。
「雅子皇后をはじめ、きらびやかな女性皇族の中でもひと際注目が大きかった愛子さまは、21年に成年を迎えられた際、コロナ禍で苦しむ国民を鑑みて両陛下と相談のもと、ティアラの制作を控えられています。成年皇族として3回目の新年を迎えられコロナも明けていることから、国民からはぜひ新調してほしいとの声が多く聞かれますが、このままティアラを新調されず、清子さんから借用しているものを使い継がれるのではないかと言われています」(宮内庁担当記者)