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金森たかこマナー講師

大阪府出身。ビジネスマナー講師として、企業や行政機関などで講演・研修・コンサルを行う。フリーアナウンサーとしても活躍。

「入梅」と「梅雨入り」はどう違う?

公開日: 更新日:

*梅仕事:梅の実がみのるこの時期、梅干しや梅酒、梅シロップなどの保存食を作ることを「梅仕事」といいます。梅には、防腐作用や整腸作用があり、疲労回復効果も高いといわれており、この時期になるとスーパーや道の駅などに梅や保存容器が並び始めます。

■夏至(21日)

 日本を含む北半球では、一年で昼の時間が最も長く、夜が最も短くなる日。本格的な夏が始まるという意味。

■夏越の祓(30日)

 ちょうど一年の折り返し、6月30日に半年分の罪や汚れを払い、これからの半年も無事に過ごせますようにと祈願する神事です。

 各地の神社では、茅という草を束ねて大きな輪にした「茅の輪」が用意され、参拝者はこの「茅の輪」をくぐることで、厄や汚れを払います。これを「茅の輪くぐり」といいます。

 また、「人形」といわれる、人の形をした紙に名前と年齢を書き、その「人形」で体をなで、息を吹きかけて自分の汚れや災いを移し、神社に納めます。

*6月の和菓子「水無月」:白いういろうの上に小豆がのった三角形の和菓子を「水無月」といいます。京都では、「夏越の祓」の日に、この「水無月」を食べる習慣があります。三角の形は氷を表し、小豆の赤は魔を払う意味があるといわれています。

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