緑色なのになぜ「黒板」と呼ぶの? 老舗メーカー「サカワ」に聞いた

公開日: 更新日:

「近年、イベントなどで見かける建物に画像を投影するプロジェクションマッピングの原理を応用して、既存の黒板に映像を映し出すことができる日本初のアスペクト比16:6のプロジェクター式電子黒板です。あらかじめ用意した文章、画像、複雑な図形などを簡単に黒板に映し出すことができるため、板書を手書きする時間を大幅に節約。教師の負担を軽減することに成功しました」(前出の担当者)

 実際、「パッと映せるので飽きがこない」「生徒の居眠りが減った」「待ち時間がなくなり、子供たちが授業に集中してくれる」と現場での声も上々。少子化で需要が減り、廃業する黒板メーカーが増える中、サカワの実績は右肩上がりだ。

 掃除で黒板消しをパタパタやっていた昭和世代には隔世の感だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」