石破首相また変節!働く高収入高齢者への「課税強化」報道に庶民の怒りは爆発寸前‼
「人生100年時代」と言って高齢者の勤労意欲を煽りながら、その果実は国が収奪する――。まさに「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり」の考え方ではないのか。政府・与党が「在職老齢年金制度」(在老)の見直しに伴い、高収入を得ている働く高齢者への課税を強化する方向で調整している、と共同通信などが報じたためだ。
現行、年金収入に関する公的年金等控除は給与収入があっても適用され、給与、年金の両方に対して控除が受けられる仕組みだ。
給与収入のみの現役世代と比べ、同じ年収でも所得から差し引ける額が大きく、税負担が少なくなることから、給与と年金の所得控除の合計額に上限を設けて現役世代との格差拡大を是正するという。
共同の記事などによると、政府試算で、給与所得のみで年間700万円あった場合の控除額は180万円だが、年金収入が200万円あり、給与所得との合計で同じ年間700万円の収入があった場合、控除額の合計は254万円。この差額が年金受給者と現役の世代格差を招いているとして調整を図ろうというのだ。