5.15事件の法廷模様 陸海軍には甘く民間人に厳しい判決が
5・15事件は陸軍側の士官候補生、海軍側の青年士官らの異様に感情的な法廷模様と違って、民間側の参加者には冷酷そのものだった。軍人側は言いたいことを存分に述べる機会が与えられた。決行者たちは自分の命はどうなってもいい、国を救いたいのだ、と涙を流して訴え、世間に情緒一本やりの空間を…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り649文字/全文789文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】