欧州CL マンU香川とCSKA本田の明暗クッキリ

公開日: 更新日:

 日本代表主軸2人の明暗クッキリである。

 マンチェスター・ユナイテッド所属の日本代表MF香川真司(24)が、欧州CLのレアル・ソシエダ戦で完全復調ぶりを猛烈アピールした。

 左MFで先発した香川は前半11分、19分と立て続けにシュート。ソシエダDF陣を脅かすと後半20分、絶好の先制機を演出した。自陣右からドリブルで攻め上がり、香川からパスを受けた左サイドのMFヤングがゴール前に折り返し、これをフリーのFWファン・ペルシーがズドン! 誰もが先制弾と思ったらボールは右ポストを直撃だ。
 ファン・ペルシーは24分にPKを外し、終わってみればスコアレスドロー決着の戦犯となった。

 香川は後半18分、トップ下にポジションチェンジ。ピッチを縦横に動きながら高い技術をベースに俊敏性、創造性を存分に発揮。改めて強豪ユナイテッドに必要不可欠な選手であることを証明した。コンディションも万全。総走行距離11・4キロは両チーム合わせて4番目に多い。復調した香川は今後、プレミアでも出番は急増するだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…