欧州CL マンU香川とCSKA本田の明暗クッキリ
日本代表主軸2人の明暗クッキリである。
マンチェスター・ユナイテッド所属の日本代表MF香川真司(24)が、欧州CLのレアル・ソシエダ戦で完全復調ぶりを猛烈アピールした。
左MFで先発した香川は前半11分、19分と立て続けにシュート。ソシエダDF陣を脅かすと後半20分、絶好の先制機を演出した。自陣右からドリブルで攻め上がり、香川からパスを受けた左サイドのMFヤングがゴール前に折り返し、これをフリーのFWファン・ペルシーがズドン! 誰もが先制弾と思ったらボールは右ポストを直撃だ。
ファン・ペルシーは24分にPKを外し、終わってみればスコアレスドロー決着の戦犯となった。
香川は後半18分、トップ下にポジションチェンジ。ピッチを縦横に動きながら高い技術をベースに俊敏性、創造性を存分に発揮。改めて強豪ユナイテッドに必要不可欠な選手であることを証明した。コンディションも万全。総走行距離11・4キロは両チーム合わせて4番目に多い。復調した香川は今後、プレミアでも出番は急増するだろう。