本田は大歓迎 ミラン監督の“解任説”
日本代表MF本田圭佑(27)の移籍内定先、セリエAの強豪ミランのアッレグリ監督の首筋が寒くなってきた。
今季のミランは序盤から出遅れて現在11位と低迷。先月29日には、有力紙ガゼッタ・デロ・スポルトが「今後の結果によっては解任の可能性大」と報じた。2日の11節フィオレンティーナ戦を地元サポーターの前で落とせば、その時点でアッレグリ監督は解任を宣告されるといわれている。
アッレグリ監督といえば、9節パルマ戦の後に「(来年)1月にホンダがチームに加わる」とコメント。「今のミランは攻撃系選手が駒不足。ホンダの加入を待ちわびるあまりの発言」(サッカー記者)と現地でいわれており、本田がミランに加入すればアッレグリ監督は背番号10を与え、攻撃の主軸として厚遇することにしている――といった現地報道もあった。
その指揮官がクビになれば、新天地に向かう本田にとって大きなハンディになってしまう。
ところが、欧州サッカー事情に詳しいマスコミ関係者によると「真逆です。アッレグリ監督がいなくなった方が、本田にはラッキーなのです」と言う。