インテル長友 調子下降線の原因はマンU香川か
インテルが開幕ダッシュに成功した理由に左MF長友の好パフォーマンスが挙げられるだろう。今季インテルは3バックを採用。左SBが主戦場の長友は「左MF」に入った。ポジション的に相手陣地でのプレー時間が増え、持ち前の攻撃力で序盤負けなし4勝1分けの立役者となった。
ところが、9月の日本代表親善試合(グアテマラ戦、ガーナ戦)出場後に調子が下降線をたどり始め、引き分けた6節カリアリ戦、地元で0―3完敗の7節ローマ戦にフル出場の長友は精彩を欠いた。その原因は「日本代表の僚友FW香川の勝手気ままなプレーに翻弄されて調子を崩すようになった」と某マスコミ関係者がこう続ける。
「所属マンUで出場機会に恵まれない香川は、日本代表戦で結果を残そうとシャカリキになるあまり、持ち場の左サイドを離れて中央や右サイドでプレーしたり、劣勢になるとボールを欲しがってボランチの位置まで下がってくる。香川不在の日本の左サイドを突かれた場合、数的不利の長友は守備に奔走して疲弊。さらに攻守が噛み合わないストレスまでため込んでいる。日本代表の試合を重ねるごとに長友は調子を落としているのです」