貧打にあえぐ西武に帰ってきた “おかわり様”中村の決勝打

公開日: 更新日:

 頼もしい男が帰ってきた。

 背中の張りで出遅れていた西武の中村が、25日のソフトバンク戦で一軍復帰。「5番・一塁」でスタメン出場すると、第1打席でソフトバンク先発の摂津からヤフオクドームのフェンス最上段を直撃する2点二塁打を放った。

 さらに、これが決勝打となったものだからベンチの雰囲気は最高潮。12球団ワーストのチーム打率・222と貧打にあえいでいただけに、まさしく「神様、仏様、おかわり様」だ。

 伊原監督の意向で、今後も定位置の4番ではなく5番を打つ方針。これが他球団にとって厄介極まりない。4番・浅村はリーグトップタイの20四死球。出塁率も4割を超えている。これまでは浅村を歩かせても後続を断てばよかったが、5番・中村では浅村を不用意に出塁させるわけにもいかなくなる。

「(フェンス直撃は)思ったより打球が飛びましたね。背中? 大丈夫です」と話した中村。借金8からの巻き返しが始まるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    ドジャース大谷の3年連続本塁打王に超強力ライバル…ベテラン2人が「新規大型契約」狙い目の色変える

  4. 4

    松本潤はやっぱり“持っている男”だった! 主演の7月期TBS日曜劇場はヒットの条件が勢揃い、「どうする家康」の汚名返上へ

  5. 5

    いとうあさこ「過去の不倫」告白もダメージゼロ! 本物の“お嬢様”が持つ愛され要素

  1. 6

    阪神藤川采配の奇々怪々…「佐藤輝明を三塁に固定、ヘルナンデスを外野で使うのが普通やろ」

  2. 7

    【スクープ!】元横綱白鵬が相撲協会に「退職届」を突きつけていた! あまりの自己チューぶりに「洗脳説」まで浮上

  3. 8

    備蓄米で不当に儲けている? ネットにあふれる「コメ高騰は卸売業者が元凶」ウワサの真偽

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    国民民主党ブームはジ・エンドか…玉木雄一郎代表「備蓄米は動物の餌」発言に批判殺到