北朝鮮と戦うサッカー五輪代表に届いた“不吉”な応援ビデオ

公開日: 更新日:

 カタールの首都ドーハで行われるリオ五輪最終予選。日本五輪代表は13日午後4時半(日本時間午後10時半)に1次リーグB組初戦・北朝鮮戦に臨む。試合前日の12日は午後3時(同午後9時)から報道陣公開で練習。約1時間、ボール回し、ミニゲーム、セットプレーの確認作業、紅白戦などで汗を流した。

「主力にケガ人もいないし、ムードは悪くないとはいえ、ひとつだけ不安点がある」とは現地取材中のライターだ。

「現地9日夜のミーティングで北京五輪出場のMF本田、FW岡崎、DF長友、FW香川、ロンドン五輪に出場したDF酒井高、北京五輪に加えてロンドン五輪にオーバーエージ枠で出場したDF吉田の現役日本代表組6人による応援ビデオが流され、選手たちは感激しきりだった。しかし、すぐに『何だか縁起が悪いよな……』という話になってしまった」

 実は、この6人の中で五輪の大舞台でゴールを決めた選手は、ロンドン大会での吉田だけ。本田も岡崎も長友も香川も酒井高も、本大会ではサッパリだったのだ。

 厳しい戦いが待ち構えている五輪代表。諸先輩の決定力不足が感染しないことを祈るしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇