「監督の信頼感じる」 香川真司が口にした自信回復の言葉
日本代表MF香川真司(26)は今季、完全復活のノロシを上げた。
前回のドルトムント在籍時(10年7月~12年6月)は2シーズン連続リーグ優勝の原動力となり、英プレミアの名門マンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれた。だが、マンUで不遇の2シーズンを送った後で構想外となり、14年の移籍期限最終日(8月31日)に古巣に復帰した。その直後は状態が上向かずに苦しんだが、今季に入ってからの活躍は「目覚ましい」のひと言だ。現地ドイツでサッカージャーナリスト元川悦子氏が、香川とトゥヘル監督を直撃した。
香川は、15年12月13日のフランクフルト戦(第16節)でも攻撃の主軸として4-1の勝利に貢献した。香川も「練習の時から意図していた“良い崩し”が出来ていた」と満足げ。続けて「サッカーは(選手同士の)イメージの共有が大事。それが形と結果になって表れた。今後にもつながっていくと思う」と自信満々のコメントを残した。
――トゥヘル監督になって何が変わりましたか?
「戦術的な部分をとても分かりやすく説明してくれるし、監督から『信頼されている』という気持ちも伝わってくる。やっているサッカーも魅力的だし、練習も試合も充実している。まだまだ向上したいと思っています」