営業もがっかり…楽天・安楽“大炎上”で開幕ローテも白紙
球団のもくろみもご破算となりかねない。
オフにKoboスタ宮城の大規模改修に着手した楽天。これまで人工芝だったグラウンドを天然芝に張り替え、外野後方にはパドレスが本拠地とするペトコパークに倣って公園席を増設。収容人数はこれまでの2万8451人から3万人超になるという。
昨季の観客動員数は過去最多の約152万人。それでも12球団中11位だった。メジャー並みのボールパークを目指す楽天だけに、新しい「ハコ」に昨季以上のファンを呼びたいところだ。
そこでウリにしたかったのが、安楽智大(19)とオコエ瑠偉(18)の14、15年ドラ1コンビ。いずれも甲子園で活躍したスター選手で、投打の若手を前面に押し出し、客足を増やしたいとソロバンをはじいていたのは間違いないだろう。
しかし、その安楽が先発した3日のオープン戦(西武)で3回11安打7失点の大炎上。開幕ローテ入りを目指して当初は6回を投げる予定だったが、その半分でKOされた。当然、開幕ローテも白紙である。