近くアジア最強に タイ人プロの急成長が日本女子を脅かす
【ヨネックスレディス】
日本女子ツアーは韓国人プロに好き放題やられっぱなしだが、今度はタイ人プロである。
日本ツアー参戦5年目のP・チュティチャイ(30)が1イーグル、7バーディー、ノーボギーの「63」で回り、コースレコードをマーク。9アンダーで2位以下を大きく引き離し、単独トップに立った。
7アンダーで上がり18番478ヤードパー5を迎えたチュティチャイは、残り230ヤードを2オンに成功すると、10メートルのイーグルパットをねじ込んでガッツポーズを見せた。
「先週から調子が良かったので、気持ちの面では良い形で今週の試合に臨むことができています」(チュティチャイ)
日本ツアーは未勝利ながら先週の大会で過去最高の2位。ようやく日本の気候やコースの違いにも慣れてきたのが、調子の良さにつながっていると、本人は分析している。それにしても、近年タイ人の活躍は目覚ましいものがある。
米ツアーでは、A・ジュタヌガーン(20)が先月、タイ人初となる米ツアー優勝を遂げると、勢いそのままに3試合連続勝利を挙げた。米ツアー3連勝は、2013年の朴仁妃(27)以来のことで、初勝利からの3連勝は史上初の快挙だった。