阪神調査報道で争奪戦も オリFA糸井は“満身創痍”の超人
2日前のスポーツニッポンに「阪神 オリ糸井調査」という記事が載った。
Bクラスに沈む阪神が来季に向けた今オフの補強の目玉として、国内FA権を取得したオリックスの糸井嘉男(35)をリストアップ。球団主導で戦力強化を進める中、機動力野球を掲げる金本知憲監督(48)の方針に合致する選手として、糸井の動向を水面下でマークするという内容だ。
「阪神は27日のヤクルト戦前に4時間に及ぶ編成会議を開き、フロント幹部と金本監督が額を突き合わせて来季のチームづくりに関する意見交換を行った。FA権を持つ中日の大島と平田、日本ハムの陽岱鋼らの名前が挙がる中、糸井に関しては金本監督の希望だといわれています。来季の阪神の外野は39歳の福留、新人で23歳の高山のレギュラーが確定的で、ポジションが1つ空いている。走攻守の3拍子が揃った糸井は体も強い。金本監督好みの選手であるのは確かです」(在阪マスコミ関係者)
糸井は今季、リーグ4位の打率.3048、11本塁打、59打点と最下位チームで孤軍奮闘。12球団トップの48盗塁をマークするなど、健在をアピールしている。チーム打率.244、74本塁打、446得点、54盗塁と打率、本塁打ともリーグのワーストに沈む阪神にとっては魅力的に映るだろう。