くすぶる香川待望論…それでも西野監督は“本田ありき”固執
現地8日のスイス戦の翌9日は「練習オフ」。「酒に目のない西野監督が、大好きなワインを痛飲したいのでオフの予定を変更しなかった」という声もあるが、いずれにしてもオーストリア・インスブルック近郊の合宿地ゼーフェルトで10日に再開された練習で一番目立っていたのは、黒髪を金髪に染め上げて現れたDF長友だった。なかなか大胆不敵な変身ぶりだが、ネットには「染めて勝てるなら全員が染めればいい」「下品」といったネガティブな書き込みが目立っている。
ともあれ――。日本代表は12日にパラグアイとのテストマッチ(日本時間午後10時5分キックオフ)をこなし、ロシア入りして19日の1次リーグ初戦コロンビア戦を迎える。しかし、先月30日のガーナ戦で試した3バック、スイス戦の4バックは機能せず、西野ジャパンは上がり目なしのドロ沼状態。そこで「香川待望論」である。某マスコミ関係者がこう言う。
「5月の千葉合宿は精彩を欠いたが、スイス合宿からパフォーマンスが向上し、キレ味も戻ってきている。メディア対応もしっかりしているし、いつものうつむき加減のオドオドしたような雰囲気もない。チームメートの香川に対する評価は、明らかに上向いている」