ファンも聞き飽きた 本田圭佑の“大風呂敷”惨敗した4年前も

公開日: 更新日:

 オーストリア・インスブルック郊外のゼーフェルトでロシアW杯直前合宿中の西野ジャパン。合宿5日目(現地6日)の練習が日本時間7日午前1時すぎに終わった後、MF本田圭佑(31)が報道陣に向かって、長広舌を振るってみせた。

「僕がトップ下に固定されているとは今のところ思ってないし、俺と(香川)真司との共存もあるでしょうし、試合のシチュエーションによっても変わる。同じような戦い方をしているとダメ。時間は確かに短くて足りないが、やるべきことを今やっているし、まず(日本時間9日午前2時キックオフの)スイス戦にチャレンジャー精神を持って挑み、勝ちにいくところまでこだわりたい」

 さらに「守備が良ければ攻撃の特徴も出る。守備でいくつか試したいパターンがある」と守りにも言及。まるで監督のような口ぶりだった。

 その本田は、5月16日に高級時計のイベントに出席した。そこで「(10年南ア大会、14年ブラジル大会と過去2回のW杯と比べると)今が一番良い状態。フィジカル面は低下してないし、経験が積み重なっている分(総合的に)プラスにしかなっていない」と好調さをアピール。W杯最終登録メンバー23人の発表は半月後の31日だというのに「自分は(ロシアに)行くつもりでいる」とコメント。まるで「オレ様は選ばれて当然!」と言わんばかりだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…