42回優勝でも尊敬されず…横綱・白鵬“身勝手所作”の数々

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 休場を機に、相撲教習所で横綱としての所作を一から学び直したらどうか。

 右上腕の筋断裂で、5月場所を休場することが決まった横綱白鵬(34)。3月場所千秋楽を最後に相撲を取っておらず、7月場所での復帰を目指すという。

■双葉山の猿真似

 もっとも、白鵬に対する風当たりは厳しい。先場所千秋楽の優勝インタビューで勝手に三本締めの音頭を取るなど、「勝てば何をしてもいい」と言わんばかりの態度は相撲協会はもちろん、多くの相撲ファンも眉をひそめている。

 現在は封印しているが、かち上げと称したエルボーで相手力士をKOしたことも。中でも左張り手から右エルボーのワンツーは、得意のコンビネーションだ。相手をひるませて自分有利の体勢をつくる張り差しも、臆面なく多用。2016年には取組後のダメ押しで、当時審判部副部長だった井筒親方(元関脇逆鉾)の左足の骨を折ったこともあった。

 ある親方は「所作もひどいもんですよ」と、こう続ける。

「顕著なのは、横綱土俵入りです。大相撲には雲竜型と不知火型の土俵入りがあり、白鵬は後者。横綱昇進直後は不知火型を忠実に守っていたが、いまのそれは雲竜型との折衷のような、いびつな型になっている。通常、不知火型は両手を羽のように、同時に広げてからせり上がる。ところが白鵬は右手を先に広げてから、やや間を置いて左手を伸ばす。さらに左足で四股を踏む際も、本来は右腕を伸ばすところを省略している。伝統も何もあったもんじゃない、あれだけ勝手な土俵入りをやった横綱は白鵬だけですよ」

 白鵬はメチャクチャな土俵入りについて、「双葉山に敬意を表して今の型にしている」と主張しているそうだが、そもそも双葉山は雲竜型だ。双葉山を尊敬しているのならば、なぜ最初から雲竜型にしなかったのか。

「かしわ手を打つ際、白鵬は脇を窮屈そうに締め、極端に腕を曲げているでしょう。あれも双葉山の影響だとか何とか言っているが、白鵬は何もわかっちゃいない。確かに双葉山の晩年の映像を見ると、白鵬ほど露骨でないにせよ、かしわ手の際に腕を曲げている。でも、双葉山が元気な頃の映像ではきちんと腕を伸ばしている。白鵬が『双葉山を尊敬している』と言い出したのは、相撲記録の69連勝に近づいていた頃から。そう言っておけばファン受けするという打算ですよ。それまで尊敬していた力士は輪島や大鵬だった。つまり彼らを都合よく利用しているだけだから、上っ面だけ真似することになるのです」(前出の親方)

 懸賞をひったくるような所作もそうだ。本来、懸賞の受け取り方は新十両に昇進したとき、教習所で教わるもの。ひったくる動作はあまりに品が悪いうえ、「負けた力士への配慮」にも欠けている。

 立ち合いもやりたい放題。現在は取組の「待った」が3回になると審判部に呼び出され、双方の力士が注意される。正常な立ち合いを徹底させるためのルールだが、白鵬はこれを逆手に取って利用している。

「まず1回目に自分からわざとつっかける。次は自分は立ち上がらず、相手につっかけさせる。これで待った2回。後がない対戦相手は、どうしても慎重になって、立ち合いで受け身になりがち。そこを白鵬が自分のタイミングで攻める、というわけです」(三役経験のある親方)

 白鵬はかつて、気合を入れるルーティンとして「ホウ!」と叫ぶ琴勇輝の立ち合いに、「犬じゃないんだから、ほえるな」と苦言を呈した。その一方、自分は時間いっぱいになっても、胸の汗だけはそのままにしている。胸の汗を拭き取るのは常識、礼儀だ。実際、突き押しを得意とする力士からは「汗で突っ張りが滑る」と苦情が出ている。それでも、お構いなし。自分のことは棚に上げ、人の所作にはケチをつけるのだ。

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