巨人ドラ2位で獲得狙う149キロ即戦力“ノーノー左腕”の評価
巨人が17日に迫ったドラフト会議で大商大・橋本侑樹投手(4年=大垣日大)を「2位」候補としてリストアップしていることが、15日までに分かった。
15日現在、巨人の1位指名最有力候補は、星稜・奥川、大船渡・佐々木に絞られている。
今年は、明大・森下を含めた「ビッグ3」に1位指名が集中しそうなドラフトにあって、各球団が例年以上に重視しているのが、外れ1位や2位だ。
橋本は最速149キロを誇る左腕。春は制球に苦しんだが、この秋は安定し、直球は常時140キロ台中盤をマークする。速球に加え、フォークなどの変化球のキレもいい。先月15日の京産大戦でノーヒットノーランを達成し、成長した姿を見せつけたことで、巨人の評価が急上昇したという。
パ・リーグのスカウトがこう証言する。
「調子が良くなってから巨人のスカウトが大挙して視察するようになりました。社会人、大学、高校の全体を見渡しても、左腕ではドラフト1位候補の河野(JFE西日本)に次ぐ2番目の評価です」