独移籍のFC東京・室屋が迷いを断ち切った指揮官のひと言
FC東京は、ボランチの橋本拳人(27)が7月下旬にロシア・プレミアリーグのFCロフトスに移籍したのに続き、8月15日には右SBの室屋成(26)が名古屋戦後のフライトでドイツへと旅立った。
ブンデスリーガ2部のハノーバーへの移籍が急きょ決まったからだった。
FC東京でのラストゲームとなった名古屋戦終了後のリモート会見では、小学生時代に所属したゼッセル熊取FCのチームメイトで2019年1月にイングランドの名門リバプールに移籍した南野拓実(25)に今回の移籍を報告したところ、幼なじみから「これで近くなるな。会えるやん」と歓迎されたことも明かした。
森保ジャパン体制後、室屋は2019年1月にUAEで開催されたアジアカップで、そして橋本は同年3月の2022年カタールW杯2次予選で初めて森保監督に招集され、それから着実に代表キャップを増やしてきた。
室屋は数年前から海外移籍の噂があり、FC東京は昨シーズンに東福岡高校の中村拓海(19)を、今シーズンは明治大の中村帆高(23)と、2年連続して右SBを補強した。