ライバル韓国を3-0圧倒で 東京五輪代表OA枠に大異変の兆し
「いつの時代も強敵・韓国との試合は厳しく、苦しい戦いを強いられるものだが、森保監督の選んだ選手は<自分の役割をきちんと把握>して<萎縮せずに伸び伸びと実力を発揮>した。久しぶりにスカッとした代表の試合を見させてもらった」
そう話すメキシコ五輪得点王・元日本代表FW釜本邦茂氏が「中でも遠藤、守田のボランチコンビが素晴らしかった」と合格点である。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。
「24歳以下で構成される五輪代表に年齢無制限のオーバーエージ(OA)枠が3人あり、そのひとりとして遠藤は必ず招集されるでしょう。独ブンデスリーガで<対人勝利数1位>をキープしている通り、アグレッシブに相手ボールを奪い、そして確実に攻撃につなげていくプレーを披露した。OA枠は3人も必要なく、遠藤ひとりでも十分にチーム力は上がると思った」
これまでOA枠として大迫、レガネスMF柴崎(28)、サンプドリアCB吉田(32)の名前が、森保ジャパンが発足当時から当確選手として挙がっていたが、前出の釜本氏は「いやいや、その3選手ではなく、遠藤と守田に日本代表と五輪代表の両方を任せても安心して見ていられると思わせるほどの好パフォーマンスだった」と言う。
森保五輪代表のOA枠に異変が起こった。