渋野日向子は米国仕込みのバーディー合戦についていけるか
【ホンダLPGAタイランド】第1日
久しぶりの好発進だ。
渋野日向子(22)は前週のHSBC女子世界選手権はボロボロの通算11オーバー67位タイ。まったくいいところがなくブービーで終わった。今大会も予選カットがなく、不調なら4日間ボギーの山を築くことになるが、初日は5バーディー、1ボギーの68。首位と4打差、4アンダー14位タイにつけた。
「雨のせいもあってランゼロとか、マイナスとかもあって、キャリーが飛ぶ人は有利かと思いますけど、距離がめちゃくちゃ長いわけではないので、そこはなんとか助かっています」
ラウンド後の渋野が語ったように、この日は雨の影響でフェアウエーに飛んだボールは転がらない一方で、グリーンは軟らかく、アプローチとパットに助けられた。しかし、2日目以降も同じゴルフでは上位争いは厳しい。
直近4年(昨年はコロナ禍で中止)の優勝スコアは20アンダー以上。
優勝者の顔ぶれを見ると、