花巻東・佐々木麟太郎“争奪戦”に新展開! 左の大砲狙う巨人が参入しさらに激化
現状、左打者の中軸選手は、4月に33歳になる丸1人。昨季は巨人で初となる不振での二軍落ちを経験するなど、打率.265と陰りが見え始めている。
「2017年のドラフト1位の抽選で清宮を外し、外れ1位で村上(ヤクルト)を外した辺りから、将来的に中軸を張れる左打者がいなくなることは巨人だって分かっていた。20年のドラフトでも佐藤輝(阪神)を1位で指名したものの、やはり当たりクジは引けなかった。目当ての選手がなかなか当たらない。ドラフト5位入団で高卒2年目を迎える秋広は有望株だが、未知数。同じドラ5で入った『九州のゴジラ』と期待された松井義は、たったの3年で戦力外。下位で取った選手もなかなか台頭しない。だから助っ人を補強するの繰り返し。先日、メジャー通算96本塁打のポランコを取ったのも『5番を任せられる左の長距離打者』という原監督の要望でした」(前出の関係者)
花巻東は5日に練習を始動した。出場が確実視される3月のセンバツ甲子園を待たずして、怪物1年生の狂騒曲が始まろうとしている。