スコアメークに役立つパットの極意「3つのポイント」 パター名人プロが伝授
■1メートルは必ず決める
スコアの4割はパット数が占めているといわれ、カップまで1メートルの距離なら必ず決めたいものです。
プロは曲がり幅がカップ内なら、1メートルのカップイン率は90%以上ですが、アマチュアは50%以下と精度が落ちます。
そこで、ラインを読み切ってストロークする習慣をつけましょう。
まず、左に曲がるフックラインなのか、右に曲がるスライスラインなのか腹を決めます。フックならカップ右へ、スライスならカップ左へ打ち出します。
当日のグリーンスピードによって曲がり幅は変わりますが、弱めのタッチなら曲がり幅を大きく、強めのタッチなら薄めにラインを読みます。
そしてラインが決まったら、打ち出し方向を決めます。ボールの打ち出しが曖昧だと、アドレスに入ってからラインが消えてしまい、ヘッドアップの原因になります。左に引っ掛けたり、それを嫌って右に押し出すなど、1メートルでも入りません。